「信憑性のある根拠」の伝え方
信憑性のある根拠
- 挨拶
- 刺さる一言
- 一言でベネフィットを提示
- 動画の概要
- 悩みへの共感
- ベネフィットの再提示
- チャンネル登録誘導
- 目からウロコの結論
- 納得感のある理由
- 信憑性のある根拠<ココ>
- LINE特典の提示
- +αの役に立つ話
- エモいメッセージ
- まとめ
- チャンネル登録誘導
続いて、「信憑性のある根拠」です。
「信憑性のある根拠」を伝える目的
「信憑性のある根拠」を伝える目的は、理由だけで高まりきらなかった納得感を高めるためです。
結論から言うと、理由の納得感を高めるに使える根拠は大体以下です。
①科学的なデータ
YouTuberでは、メンタリストDaiGoさん的なイメージですね。
「◯◯大学の研究によると〜というような実験結果」や、「◯◯という心理効果がある」などです。
これらは多くの場合、徹底された前提条件・環境・大量のサンプルを基に検証されるため、信憑性が高まります。
科学的データは、自分の主張を分解してネットで検索をすると出てくることがあります。
例えば、「謙虚な人 モテない」で検索をすると、それらしい記事が出てきます。
上から5記事くらいを見ていくと、記事の中に「実はこういう研究があって〜」や「人間の心理として」など、たくさん書かれています。
なぜなら、ウェブサイトを運営する上で、「情報量が多く、質の高い記事」がGoogleから高く評価されるためです。
もう少し具体的に言うと、「情報量が多く、質の高い記事」の要素の一つに「関連する外部リンクの数」も含まれます。
ですから、多くのウェブサイトはとにかく情報の質を上げるべく、参考記事も多く添付してくれてるんです。
私も、台本を作るときはで調べて、1ページ目に表示される記事はすべて読んでいます。
また、最近では僕はChatGPTを活用しています。
正直これだけでも有料級なのですが・・・言っちゃいます。
以下の手順でやると、一撃で信憑性のある根拠がでてきます。
①「納得感のある理由」まで自分で台本(自分の考え)を書く
②①の台本の最後に「これには科学的根拠もあって」←この文章のままくっつける
③ChatGPTに「以下の教材の続きを書いてください」と頭につけて
②の台本を結論と理由部分を丸々貼り付ける
文章だけではわかりにくいので、キャプチャを貼ります。

こんな感じでめちゃくちゃ使えるのでChatGPTは絶対に使ったほうが良いです。
GPTの返信をそのまま使うのではなく、あくまでいち提案と捉えて自分なりに修正をしましょう。
②第三者の客観的意見、体験
第三者の客観的意見、体験も視聴者の納得感を高めます。
たとえ科学的根拠がなくても、「第三者の客観的意見、体験」を引用することで、主張の納得感を高めることができます。
これはシンプルに「私の友人でも〜ということがありました」と身の回りの人の意見・体験を伝えるだけでOKです。
特にに納得感が高まるのが「体験」です。
実際に誰かが体験をしたというのは、もはや「事実」ですので、否定できないのです。
例えば「目頭切開の整形をしたんだけど、A病院がいいよ」という主張があったとします。
これだけでは個人の主観です。
でも「私の友人や知り合いもA病院に行って、満足してたよ。ちなみにB、C病院に行った人もいたけど、微妙だったっていう人もいた」と伝えるだけで、一気に説得力が高まります。
ワンポイントアドバイスとして、こういう場面で語る体験は、できる限り「具体的なストーリー」で語ると良いです。
「具体的なストーリー」とは、小説のように、情景が思い浮かぶように説明をすることです。
▼具体例
目頭切開をするなら、A病院がオススメです。
なぜなら〜〜だからです。
根拠をひと言で済ませた場合
実際に、私の知り合いのMさんもA病院で施術をして、カウンセリングから、アフターケアまでかなり満足をしていました。
根拠を具体的なストーリーで語った場合
実際に、私の知り合いのMさんもA病院で施術をしました。
B、C病院もカウンセリングに行ったそうなのですが、受付の雰囲気からしてAの病院が一番良かったと言っていました。
Mさんは、人見知りなタイプで、初めての施術だったのでかなり緊張してたんです。でも、担当の先生が、Mさんが初めてという事も理解してくれたようで、かなり丁寧に対応をしてもらったそうです。
先生も話しやすくて、手術前のヒアリングも、患者さんに寄り添って話を聞いてくれたそうです。Mさんは安心して施術に臨めたと言っていましたし、手術後のアフターケアも、「LINEを送ったらすぐに返信をくれる!」と、かなり満足していました。
もし別の施術をする場合も、「できればA病院にお願いしたい」と言っていたほどです。
明らかに、具体的なストーリーで語った方が、説得力が高まったと思います。
ここは意外と重要なのに、ほとんどの人が省略してしまうので、ぜひ取り入れてみると良いでしょう。
③自分の実体験
意外と、何よりも一番納得感を高めるのが"自分"の実体験です。
「登録者が少ない段階では効果は薄いのではないか?」と思われがちですが、意外とそうでもありません。
先述したように、具体的なストーリーであれば、視聴者は納得してくれます。
なぜなら、視聴者は少なからずあなたのことを信頼しているからです。
視聴者は今、少なくとも今情報を得るための手段として「あなた」の動画を見ています。
さらに、ここまでに「目からウロコの結論」「納得感のある驚きの理由」「客観的根拠」を語っていて、一定の納得感も持っている上に、信頼貯金も貯まっている状態です。
ですから、この時点で、ダメ押しで「自分の実体験」を伝えると、一気に納得感が高まるんです。
くり返しになりますが、自分の実体験を語るときも「具体的なストーリー」で語るようにしましょう。
◎「客観的根拠だけ」を伝えることに価値はない
最後に、「客観的根拠だけ」を伝えることに価値はないという話をして「根拠」のパートを終わりにします。
客観的根拠は、主観とセットあることで、一気に納得感が高まります。
でも、自分のYouTubeチャンネルを伸ばすという観点では、「客観的根拠を伝えるだけ」は避けた方が良いです。
なぜなら、視聴者があなたのファンにならなくなるからです。
主張があって納得感がある理由・根拠があればたしかに役には立ちます。
役に立ち続ければ、ファンになってくれることもあるでしょう。
ただ、私のチャンネル運営経験やコンサルをしてきた経験からすると、それは遠回りです。
なぜなら、役に立つ情報を発信するだけでは「あなたのチャンネルを見る理由にはならない」からです。
例えば、みなさんが読んでいるこの教材を読めば、読んだほとんどの人が、分かりやすい情報を発信するようになるでしょう。
そんなとき、同じジャンルのチャンネルが生まれるとどうなるでしょう。
同じようなチャンネルが生まれて、視聴者は特に理由もなく、わずかなデザインの差や、演者の好き嫌いで、視聴するチャンネルを選ぶでしょう。
視聴者自身もおそらく、正しく比較ができていない状態です。
ですが、「自分の体験」はあなたしか語ることができません。
ですから、「自分の体験」を語ることで、他のチャンネルとの差別化になり、あなたのチャンネルを見る明確な理由になるんです。
次第に視聴者は「役に立つから見る」ではなく「あなただから見る」ようになります。
また、これもくり返しになりますが、自分の体験を語るときには、できる限り「だめな自分」を正直に語るようにしましょう。
人は完璧な人より、少しダメなくらいな人の方が応援したくなるものです。