「一言でベネフィットを提示」の伝え方

続いて「一言でベネフィットを伝える方法」についてです。

▼える式フォーマット

  • 挨拶
  • 刺さる一言
  • 一言でベネフィットを提示<ココ>
  • 動画の概要
  • 悩みへの共感
  • ベネフィットの再提示
  • チャンネル登録誘導
  • 目からウロコの結論
  • 納得感のある理由
  • 信憑性のある根拠
  • LINE特典の提示
  • +αの役に立つ話
  • エモいメッセージ
  • まとめ
  • チャンネル登録誘導

ベネフィットは企画の章でも出てきましたね。

また、「ベネフィット」についての詳細解説は「ベネフィットの再提示」の章でしているので、そちらを読み込んでください。
※本章を後から追記しているためです、すみません!

 

ベネフィットとは?

マーケティングにおけるベネフィットとは「顧客が商品から得られる恩恵」のことでした。

もう一段階噛み砕いて説明すると、「顧客がその商品を購入したら、どんな良い未来が待っているのか?」ということであり

動画においては「この動画を見れば、悩みを解決してどういう状態になれるのか?」ということです。

よくある勘違いとして、「痩せる方法」の動画におけるベネフィットを「痩せられます!」と考えてしまう事があります。

ですが、これはベネフィットではありません。

痩せることは手段であり、顧客の最終的なゴールではありません。

正しいベネフィットの一例は「痩せて、自分に自信が持てるようになって仕事が上手くいくようになる」などです。
※もちろん他にもあります。

あなたの動画のターゲット、動画のテーマに合わせて考え抜きましょう。

 

冒頭で一言でベネフィットを伝える理由

える式台本フォーマットにもあるように、ベネフィットはこの後も伝えます。

ですが、冒頭の「刺さる一言」の後に伝えると、より視聴者を惹きつける事ができるようになるんです。

やや抽象度が高いですが、理由は「視聴者の感情を大きく揺さぶれるから」です。

える式台本の6番目で伝える「ベネフィットの提示」とはまた別の目的があります。

同じベネフィットを伝えるのに、目的が違うんです。

このタイミングでのベネフィットの提示では、視聴者の感情を大きく揺さぶります。

人が惹きつけられるコンテンツとは「感動」するコンテンツです。

「感動するコンテンツ」とは文字通り「感情が動くコンテンツ」のことです。

なので感情をバンバン動かしていきましょう。

 

まずは視聴者の感情を言語化していきます。

この直前に「刺さる一言」で以下のように言っています。

まさかですけど、未だにLINEで女子と距離を縮めようとして「頑張ってLINEを続けよう」とか思ってないですよね?
それ、女子がドン引きしてるので、今すぐやめてください。

これを言われた視聴者は

「まじか、完全にワイの事や・・・(焦り)」というネガティブな感情を抱いています。

ここで以下のように救いの手を差し伸べます。

「でも大丈夫です。この動画を見終わる頃には
あなたはLINEで悩む事なんて一切なくなって、女子が求めるLINEだけをピンポイントで送れるようになり
好きな女性の特別な存在になりたくなくても、なってしまうでしょう」

ごめんなさい、この章のタイトルを「一言」にしちゃったので、無理やり複数の文章を繋げて一言にしました。
許してください。

ですが、イメージは掴めたと思います。

このように伝えることで、視聴者は「うおおおおお!」とネガティブ感情から一気にポジティブ感情になります。

視聴者の感情を数値化したとして、ベネフィットを伝えることで、絶対数が10になるとします。

ネガティブ感情にせずに、いきなりベネフィットを伝えればシンプルに+10感情が動きます。

一方、一度ネガティブ感情にして、感情数値を-10にしてからベネフィットを伝えれば
絶対数の10との差分で+20の感情が動くことになるんです。

だから、冒頭で一気にこの上げ下げを行って、視聴者を釘付けにするのです。

こういうことをイメージしながら台本が作れると、すごく良い台本になります。