「刺さる一言」の伝え方
続いて、「刺さる一言」です。
▼える式フォーマット
- 挨拶
- 刺さる一言<ココ>
- 一言でベネフィットを提示
- 動画の概要
- 悩みへの共感
- ベネフィットの再提示
- チャンネル登録誘導
- 目からウロコの結論
- 納得感のある理由
- 信憑性のある根拠
- LINE特典の提示
- +αの役に立つ話
- エモいメッセージ
- まとめ
- チャンネル登録誘導
◎みんな出だしが弱すぎる
最初の出だしが一番重要です。
出だしで視聴者の興味をひけなければ、視聴者は即離脱します。
最近はYouTubeの発信者もかなり増えてきているので、より離脱率も高いです。
僕がコンサルをしていたり、YouTubeをやっている方の動画を見ていつも思うのは
「出だしが弱すぎる」です。
特によくあるのは「動画の概要」を話す人です。
YouTubeをやられている方の中にはドキッとした人もいると思います。
▼例
えるです。
ということで、今回の動画は恋愛において失敗しないLINEの方法を紹介します。
こんな感じです。
ちなみに、僕もYouTube始めたての頃(2019年頃)はやってました。
それでも伸びたのは、この時はそもそもハウツー系の発信者もいなく、そもそも存在自体が珍しかったからです。
でも今は違います。
大量のYouTube発信者がいるので、ちょっとした一言で大きな差がつきます。
◎冒頭での「動画の概要」は何も言ってないのと同じ
ちなみに上記の例の
「ということで、今回の動画は恋愛において失敗しないLINEの方法を紹介します。」
は、何も言ってないのと同じです。
この言葉を発する3秒間無音と同じです。視聴者に与えた価値はゼロです。
冷静に考えてみましょう。
そもそも視聴者は動画を見てくれている時点で
少なくとも「サムネ」「タイトル」を見て「自分の悩みを解決してくれるかもしれない」と判断をして動画を開いています。
つまり上記の例で考えると、「LINEで失敗しない方法」を話している動画だという事はもう分かってるんです。
後述しますが、たしかに動画内で改めて動画の概要を話す事も必要です。
ですが・・・視聴者が離脱するかしないかの超貴重なタイミングで「動画の概要」を話すのは違います。
動画の冒頭は「1秒でも視聴を継続させること」が目的です。
数秒視聴させれば、サンクコスト(わからない人は調べてください)の心理も働いて
「ここまで見たし、もう少し見るか」とさらにその先まで見てくれるようになります。
◎視聴者をドキッとさせよ
じゃあどうすればいいか?
それが冒頭で「刺さる一言」を伝えることです。
動画を開いた人が「え、ヤバ、自分のことかも」と焦りそうな一言を投げかけましょう。
▼例
えるです。
まさかですけど、未だにLINEで女子と距離を縮めようとして「頑張ってLINEを続けよう」とか思ってないですよね?
それ、女子がドン引きしてるので、今すぐやめてください。
このような感じです。
このように言うと「え、ちょ、嘘だろ」と焦りますよね。
実際に男性読者の方の中に焦った方もいるんじゃないでしょうか笑
ちなみにこれはよく「コールドリーディング」と呼ばれます。
占い師が「あなた、人間関係の悩みがあるわね」みたいに言うやつです。
占の場合はもう手順があって「人間関係」「お金」「健康」という三大お悩み(たしか)をテクニックで探っていくんですが
YouTubeにおいては、もう動画を見てる時点で視聴者の悩みが明確なので、悩みから逆算をして
「これで悩んでる人は多分こういう行動をしているだろう」という事を言えばOKです。
これがぶっ刺されば、その後の動画も見てくれるようになります。