「チャンネル登録誘導」の伝え方

チャンネル登録誘導

 

  • 挨拶
  • 刺さる一言
  • 一言でベネフィットを提示
  • 動画の概要
  • 悩みへの共感
  • ベネフィットの再提示
  • チャンネル登録誘導<ココ>
  • 目からウロコの結論
  • 納得感のある理由
  • 信憑性のある根拠
  • LINE特典の提示
  • +αの役に立つ話
  • エモいメッセージ
  • まとめ
  • チャンネル登録誘導


続いて冒頭でのチャンネル登録誘導です。

 

チャンネル登録誘導をする目的


チャンネル登録誘導をする目的は、チャンネル登録を忘れている人に対して、チャンネル登録を促すためです。


このメッセージの対象者は「何度か動画を見てくれていて、良いと思ってくれているけど、まだチャンネル登録をしていない人」です。


意外と多くの人が、何度か見るチャンネルでも、チャンネル登録をしていません。

「チャンネル登録をする」というアクションは、意外とハードルが高いのです。


私も、よく見るチャンネルなのに、チャンネル登録を忘れていた、ということがよくあります。

それだけ、動画を見たときに「このチャンネルの動画は次もすぐ見たい!登録をしておかないと!」と思わせるのは大変だということです。


でも、そこまで思わせなくても、行動を促すことでチャンネルの登録率は向上します。

 

思わず登録したくなるチャンネル登録誘導方法


私も普段から多くのYouTubeチャンネルを見ますが、効果的にチャンネル登録へ誘導できている人はあまりいないように感じます。


チャンネル登録誘導のメッセージを考えるときは、とにかく「視聴者にチャンネル登録によって得られるメリットを伝えること」を考えましょう。


結論から言うと、次のように伝えると良いです。

 

◎話の聞き方の動画の場合
 

今日紹介をする内容以外にも、ひとつ意識するだけで相手の反応が劇的によくなるような話の聞き方も紹介するので、見逃したくない人は、今のうちにチャンネル登録をしておいてもらえればと思います。

ポイント別に解説をしていきます。
 

ポイント①定型文にせず、投稿動画内容に合わせる

ほとんどの人はチャンネル登録誘導メッセージが毎回同じ定型文です。


結論、定型文はやめましょう。


めちゃくちゃもったいないです。

動画において定型文を使うときは、不特定多数の人がさまざまな目的で動画を視聴して、それぞれの人が求めるものが違うときです。

一人ひとりにカスタマイズができないから、最大公約数的に当たり障りのないことを伝えるしかないんです。


でも、ハウツーでは動画は、動画ごとに視聴者の具体的な悩みが分かりきっている状態です。

ですから、定型文にせずに、動画を見た人に合うメッセージを毎回考えるべきです。


例えば、不動産ジャンルで「退去費用をぼったくられない方法」という動画なら、「退去時だけでなく、そもそも入居時に対策をすることで、退去費用を格安にする方法も紹介をするので、もし見逃したくない人は〜」と言ったイメージです。

退去費用でぼったくられたくない人は、そもそも退去費用をできる限り安く抑えたいと思っているでしょう。


このように、紹介中の動画の内容に絡めた訴求をすると、アクション率が向上します。

 

ポイント②具体的なメリットを提示する

また、チャンネル登録を誘導するときによく「これからも◯◯に関する動画を発信していくので、チャンネル登録お願いします」という方がいます。


具体的にはこんな感じです。
 

▼具体例

これからも不動産に関する動画を発信していくので、チャンネル登録お願いします。

これももったいないです。


あなたの動画を見ている時点で、どんな動画を出していくのかは言われなくても分かります。

不動産の動画を出している人がいきなり恋愛テクニックの動画は出しません。

その他の動画も、不動産にまつわる動画でしょう。


ですから、このような伝え方では「何も言っていないのと同じ」なんです。

このひと言で視聴者に伝わることは何ひとつないのです。


より具体的に、配信する動画の内容を紹介することで、訴求力を高めましょう。


ポイント①でも紹介したように「退去時だけでなく、そもそも入居時に対策をすることで、退去費用を格安にする方法も紹介をするので」と言われた方が気になりますよね。


細かいですが、こういうところも徹底をすることで、着実にチャンネル登録率が向上します。


ポイント③お願いしない

これも多くの方がやっています。


「チャンネル登録お願いします!」は禁句です。


心理学的観点からの解説になりますが、人は「これをやってください」とお願いされるよりも「やってもいいし、やらなくてもいいですよ」と選択を委ねられた方が、アクションする確率がかなり高まります。


ある実験では、セールスの場面で検証をして2倍近く成約率が変わったという結果も出ています。

例えば、一通り保険の説明を受けた後で「この保険に加入してください」と言われるよりも「加入しても、しなくても大丈夫です。最後はご自身で決めてください」と言われた方が契約率が高いのです。


チャンネル登録を促す際も同じです。

「こういう役立つ動画を配信していくけど、もし見たいなら、チャンネル登録をしておけばいいんじゃない?」のように伝えることで、登録率が向上します。


ちなみに私は最終的に「チャンネル登録をしておいて貰えればと思います。」の言い回しに落ち着きました。

チャンネル登録を促す言い回しに迷ったら、コレでOKです。

 

ポイント④損失をイメージさせる

つぎに、チャンネル登録をしなかった場合の損失をイメージさせる言い方を紹介します。

これも心理学的観点でやった方が良いです。


企画のパートでもお伝えしましたが、ここは「プロスペクト理論」に則って考えます。

プロスペクト理論とは、人は「何かを得たい」という感情よりも、何かを「失いたくない」という感情の方が強いということでしたね。

今回も同じように、チャンネル登録をして得られるものよりも、「チャンネル登録をしないと損するよ」ということを伝える方が、登録率が向上します。


ですから、私も毎回次のように伝えていました。

見逃したくないという人は、


基本この伝え方で間違いないと思うので、そのまま使ってもらえれば良いと思います。

 

ポイント⑤忘れる訴求をする

これは超小技なんですが、「今チャンネル登録をしないと忘れちゃうよ」と伝えることで、その場でチャンネル登録する理由を作ることができます。


多くの人は「別に今やらなくても良い」と思っています。

ですから、「いやいや、今やらないと忘れちゃうよ」と伝えることで登録を促すんです。


この手法はややメンタリズムチックというか、いわゆる刷り込みです。

「今のうちに」という言葉を頭につけるだけでOKです。


▼具体例

見逃したくないという人は、今のうちにチャンネル登録をしておいてもらえればと思います。


「今登録しないと忘れちゃうよ!」と直接的には言っていないものの、「今のうちにしておいてね〜」と言われることで「今やらないと忘れちゃうかも」と想像をさせることができます。


これは超小技ですが、こういう細かい積み重ねが、チャンネルを成長させるためには大事です。

ぜひ、活用してみてください。