「エモいメッセージ」の伝え方

エモいメッセージ

 

  • 挨拶
  • 刺さる一言
  • 一言でベネフィットを提示
  • 動画の概要
  • 悩みへの共感
  • ベネフィットの再提示
  • チャンネル登録誘導
  • 目からウロコの結論
  • 納得感のある理由
  • 信憑性のある根拠
  • LINE特典の提示
  • +αの役に立つ話
  • エモいメッセージ<ココ>
  • まとめ
  • チャンネル登録誘導


続いて「エモいメッセージ」です。

 

エモいメッセージとは?


「エモい」とは「エモーショナルな」つまり「感情的な」という意味です。


実は、元々このセクションは「泣ける自己啓発メッセージ」としていましたが、なんだかうさん臭いかんじがするので、今っぽく「エモい」としました(笑)


「エモいメッセージ」とは、「泣ける自己啓発メッセージ」という意味です。

ここでいう自己啓発メッセージとは、「自分の想い」のことです。

「自分の想い」とは、価値観や人生哲学などのことです。


ここまで散々「目からウロコの結論」や「驚きがあって納得感のある理由」を考えてきましたが、このパートでは、自分が思うままにメッセージを伝えましょう。

 

◎「もう失敗しない!成功率を高める告白の仕方」(85万再生)で語った「想い」


▼実際の台本

最後になんだけど

改めて告白は絶対に一か八かでするな

100%失敗するから

なぜかっていうとそんな自信がない状態で告白しても

相手に気持ちなんて絶対に伝わらないし

そもそも一か八かの告白なんてただの冷やかしに過ぎないから

相手にとってもただの迷惑でしかない

どう思う?

相手が一か八かの賭けで告白をしてきたら

俺だったらめちゃくちゃ悲しい

だって本気じゃないじゃないんだよ

何も嬉しくない


でも、自分なりに頑張ってちゃんと準備もしてくれて

自信満々に本気で思いをぶつけてくれて

それで告白をしてくれたらどう?

それだけで嬉しいと思うんだよね

少なからず伝えられた方にとっては

そこまで本気の想いをぶつけられた経験は

人生でも忘れられない経験になると思う


もうその後の成功するか失敗するかなんて

最後は相手次第じゃん

だったら自分自身はやり切って

100%で想いを伝えよう

そこまで本気で伝えられたらさ

成功したら凄く良い関係になるだろうし

もし失敗しても

そこまで覚悟を決めてやり切った人は

本当にカッコいいし

胸を張っていいと思う


それが自分の自信にもなって

次の恋が上手くいく確率も格段に上がるから


何かひとつつのことを本気でやりきれる人は

いつだってやり切れる

絶対に手を抜くな

本気でぶつかろう


あ〜恥ずかしい。


ちなみにこのYouTube動画は85万再生されていて、「想い」パートだけを切り取ってTikTokにアップした動画も80万再生されています。
 


この動画は、他の動画に比べて、特に力を入れて「想い」のパートを作りました。

結果的に、多くの人の心が動いて、シェア数も増えて伸びたと推測しています。

 

「エモいメッセージ」を伝える目的


「エモいメッセージ」を伝える目的は「演者へのファン化を加速させるため」です。

もう少し具体的なことで言うと「チャンネル登録率をアップさせるため」です。


「自分の体験を語る理由」をお伝えしたときにもお伝えしたように、ただ役に立つだけの情報では、演者へのファン化に繋がりにくいんです。

仮に動画を見た視聴者が「良い情報だった!」と感じても「あなたのチャンネルだから良かった」とは思いません。

「大量にあるコンテンツの一つ」として認識をする程度です。

ですから、動画を見終わった後に「チャンネル登録をしよう」とも思いません。


もちろん、圧倒的な品質で役立つ動画を出し続けていれば、一定の登録者は獲得できるものの、それだけではいつか頭打ちになります。

動画を視聴した人のチャンネル登録率をさらに向上させるには、演者へのファン化が必須です。


演者へのファン化を加速するためには「発信者の想い」を知り、共感してもらう必要があります。

目先の情報だけでなく、より根本となる演者の価値観、人生哲学を知ることで、共感し、ファンになっていくんです。

 

◎「想い」は人のすべてを表す


人の価値観、人生哲学は、その人のすべてを表します。


この図は、ビジネス書の「成長マインドセット」にて、人の成果を作るアイスバーグ図として紹介されています。
 


簡単に言えば、「想い」から「行動・習慣」が生まれて、「スキル」が身について、最終的に「成果」になるよね、ということです。


本書では、

「この一番下の「想い」の層が大きければ大きいほど、アイスバーグ図も大きくなるから、成果も大きくなる。だから何よりもまず「想い」=マインドセットが重要だ」

と紹介されています。


少し話はそれましたが、要は「想い」がその人のすべてを作るということです。

つまり、この「想い」に共感してもらうことができれば、演者のファンになってもらえるということです。


「想い」に共感をしてもらうためには、まず「想い」を知ってもらう必要があります。

もはや、質の高い情報発信をするのも、この想いを知ってもらうための土台作りと言っても過言ではありません。

 

◎他のチャンネルとの圧倒的な差別化になる


演者自身のファンになってもらえれば、他のチャンネルとも圧倒的な差別化になります。

逆に、演者へのファン化ができていない場合、チャンネルの差別化ができません。


極論、台本をそのまま真似されて、さらに自分よりクオリティが高い動画を作られてしまったら、自分のチャンネルの存在価値はなくなります。

でも、演者にファンがついていれば、台本を真似されても、演者までは真似することができません。


さらに、演者にファンがついていると、動画を見てもらいやすくなるだけでなく、自分が商品を売り出した場合の購買率も格段に上がります。

ですから、動画を設計する上で「演者にファンをつける」ということは常に意識をしておきましょう。

 

◎登録率が伸び悩んだYouTuber


知り合いのYouTuberでも、一定の再生数はあるのに、登録者が10万人あたりで頭打ちになった方がいました。


簡単にチャンネルを見ると、まさにこの「エモいメッセージ」に該当するパートがなかったんです。

私が動画を見ても、役には立つけど、心は動かない、といった感情でした。


ですから、このことを演者の方にお伝えして導入をしたところ、登録率がV

字回復したんです。


ちなみに、仮メンタリストえるも最初はこのパートはありませんでした。

でも、途中から「情報にだけファンが付くリスク」を考え始めて導入をしました。


結果的に、1年経たずして37万人まで登録者が増えて、発売した書籍も1週間で25,000部売れました。


個人的にはこのパートは、大好きで、いつも一番力を入れていました(笑)

あなたも好きなだけ想いを語ってみてください。