①文字数を少なくする

コピーを考える際は以下2点を意識して、最小限の文字数にしましょう。

  • 10文字以下を目標に考える
  • タイトルをそのまま書かない

※タイトルについては後述します

 

文字を少なくする理由


文字を少なくする理由は、情報を確実に伝えるためです。


視聴者はサムネを見て、その動画を見るかを一瞬で判断するので、瞬時に情報が伝わる少ない文字数が適しています。

どれだけ興味を引く言葉を使ったとしても、多い文字数では読んでもらえません。


文字数が多いと字のサイズが小さくなり、読むことすらできない可能性もあります(後述の「文字の見やすさ」にも通じます)。
 


そのため、文字数を少なくしましょう。

文字を少なくするだけでも、サムネは良くなります。

 

文字を短くする方法


どうしても、長くなってしまう人は、以下の手順でサムネを見返してみましょう。
 

①そもそも不要な文言を除く

②文言に優先度をつける

③優先度が低い文言を除く


イメージしやすいように、上記でも例に出したこちらのサムネを例に見ていきましょう。
 

▼例にするサムネ


こちらは、クリック率が10倍になるサムネのデザインテクニックを紹介する動画とします。

 

①そもそも不要な文言を除く


文言を厳選する前に、まず「そもそも不要な文言」を除きましょう。

何も考えず直感で考えると、意外と不要な文言が含まれていることが多いです。


次の2つのポイントを参考に、不要な文言を除いていきましょう。

 

ポイント①重複表現している文字を除く

文字が多くなってしまう人は、同じことを違う言い回しで伝えている事が多いです。

特に、入れようとしているサムネの文言に「同じ文字」がある時は要注意です。

今回の例の場合、「最強」は具体的に言うと「クリック率が10倍」なので、言い方が違うだけで、伝えたいことは同じです。


次のようになります。
 

 

ポイント②動画内容に沿わない文字を除く

考えた文言が、動画内容に沿っているかを考えましょう。

例えば今回の例の場合、動画で伝えたいのは「クリック率が10倍になるサムネのデザインテクニック」でした。


「サムネのデザインテクニック」を伝えるのであって、「厳選したサムネ」を紹介する動画ではありません。

そのため、「サムネを厳選!」はそのまま消して良さそうです。
 

少しスッキリしましたね。
 

 

②文言に優先度をつける


文字が多くなってしまう人は、伝えたいことの優先度が整理されていない事が多いです。

優先度が整理されていないが故に、サムネに無くても良い文字を入れてしまうのです。

ですから、「今回の動画で一番伝えたいことは何なのか?」を考えて、優先度付けをしましょう。


今回の場合、以下のように優先度づけをしました。
 

▼今回の例の優先度

①サムネ

②クリック率が10倍

③デザインテク

④紹介

⑤誰でも使える


できる限り小分けにして文言の優先度を付けましょう。

 

③優先度が低い文言を除く


優先度づけをしたら、優先度が低い方から数えて半分程度の文言は削りましょう。

今回の場合は優先度④⑤、もしくは思い切って③④⑤を削ります。

この辺りは文言のパターンによっても変わるので、違和感がないよう文言を削りましょう、


今回の例では③④⑤を削ってみました。
 


どうでしょうか?

「クリック率が10倍」「が」も削りました。


これだけでも、「クリック率が10倍になるサムネのデザインテクニック」を伝えるサムネとしては十分だと思います。

この場合は、かなり削った方なので、後述する「タイトルとセットで考える」ことが重要です。

タイトルで補足をすれば、サムネとしては十分でしょう。


特に「紹介」などの文言はほとんどの場合で不要です。

なぜなら、動画にしている時点で「紹介する前提だから」です。

このように、いきなりデザインに落とし込む前に、「そもそもこの文言で良いか?」を考えるようにしましょう。