⑦明るさ調整
続いて「明るさ調整」です。
これは意外と忘れがちですが、ちゃんとやりましょう。
多くの場合、照明を使わない限り画面がかなり暗い場合が多いです。
照明を使ったとしても、動画が暗いと感じたら編集で明るくしましょう。
暗いままだと視聴者からの印象も悪くなります。
▼動画を明るくする手順
まず準備として、テロップファイルをすべて選択して、一つ上のトラックに異動しましょう。
次にプロジェクト画面に入っているファイルを何でも良いのでクリックして、プロジェクト画面をアクティブにします。
プロジェクト画面をアクティブにした状態で、Premiere Pro上部のメニュー「ファイル」をクリックして「新規 > 調整レイヤー」をクリックします。
調整レイヤーの設定画面が開くので、特に何もいじらず、そのまま「OK」をクリックします。
そうすると、プロジェクト画面に「調整レイヤー」が作られるので、あらかじめ空けていたテロップと動画ファイルの間に「調整レイヤー」をドラッグ&ドロップで追加しましょう。
これで、「調整レイヤー」で設定した内容は、「調整レイヤー」より下にあるファイルに適用されるようになりました。
このようにすることで、テロップが明るくなることを防ぎます。
テロップの上に調整レイヤーを置いてしまうと、テロップも明るくなってしまって、違和感が出るためです。
「調整レイヤー」を無事追加できたら、いよいよ明るさの設定をしていきます。
Premiere Pro上部メニューの「ウィンドウ」から「Lumetriカラー」を選択します。
Lumetriカラーの設定画面が開いたら、プレビュー画面を見ながら、明るさを調節しましょう。
明るすぎると逆に見にくくなるため、やりすぎないよう調整しましょう。
◎Before
◎After
動画が明るくなったことが分かると思います。
デフォルトだと意外と暗いことが多いので、明るさ調整を忘れないようにしましょう。