⑤SE(効果音)挿入
続いてSE(効果音)の挿入です。
SEはSoundEffectの略で、よくSEと呼ぶので覚えておくと良いです。
効果音はフリー素材の仕様で、たまにデフォルトの音が大きすぎるものがあります。
※フリーでDLした「チリーン(鈴の音)」、「ピンポン」あたりはなぜかデカいです。
その他にも、ここでは音量を大きくしたい、小さくしたいなどの場面があります。
でも、一つひとつの音声ファイルの音量をその都度設定するのは非効率です。
そのため、ここでは効率的に音量調整をする方法を紹介します。
▼効率的に編集する方法
効率的とは言っても、挿入する音声ごとにいじる必要がなくなるだけで、毎回の動画ごとには設定をする必要があります。
Premiere Proには「トラック」という概念があります。
トラックとは、この1行のことです。
編集前に、この「トラック」ごとの音量をあらかじめ設定することで、音声ごとに音量を設定する必要がなくなります。
まずは、音量別で分けるために音声トラックを追加する必要があります。
今回は、SEとBGMも音量別でトラックを分けたいので4つのトラックを追加します。
編集画面の下記画像①を参考に右クリックでメニューを開いて「複数のトラックを追加」をクリックします。
そうすると、いくつトラックを増やすか設定をする画面が開きます。
「オーディオトラック」部分を「4」にしましょう。
入力をしたら「OK」をクリックします。
以下のように4つのオーディオトラックが追加されていればOKです。
オーディオトラックが追加されたら、「オーディオトラックミキサー」を開きます。
※開かれていない人は、Premiere Pro上部のメニュー「ウィンドウ > オーディオトラックミキサー」から開きましょう。
オーディオトラックミキサーの音量を調整することで、それぞれのトラック別に音量調節ができます。
追加4トラックのうち、上2段はSEに使用しましょう。
下2段はBGMに使用しましょう。
設定ができたら、使用したい効果音を音量別に、ドラッグ&ドロップで追加しましょう。