場所(背景)の選び方

場所(背景)の選び方


場所はできる限り自分のチャンネルのコンセプトに合った場所を選ぶと良いです。

「視聴者にどういう印象を与えたいのか?」「どういう人だと思われたいのか?」から逆算をして決めます。

 

仮メンタリストえるの例


例えば、仮メンタリストえるは「メンタリスト」ということもあって、ミステリアスな印象を与えたいと思っていました。

加えて、一瞬でも見た人が覚えてくれるような見え方を意識しました。


その結果、背景は「大量のモニター」を置くことにしました。
 


なんとなく凄そうな感じに見えますよね。

実際にコメント欄でもよく、背景について触れられる事があります。

多くの人がこのビジュアルに驚いて、一瞬立ち止まって自分の話を聞いてくれたと思います。


ちなみによく「FXやってるんですか?」と言われますけど、やったことないです笑

このモニタはYouTubeをやるためだけに揃えたものです。

普段はせいぜい使っても2画面です笑


自分のキャラクターから連想されるものを背景にするのも良いです。

先生であれば、黒板など、ですね。
 

YouTube - にしむら先生

 

背景にこだわる理由


背景にこだわる理由は、戦略設計の時にもお伝えしたように、チャンネルに一貫性を持たせるためです。

くり返しになりますが、視聴者はチャンネルを見たときに、一瞬で「このチャンネルは自分にとって役立つか?」を判断します。


この時に、一貫性があれば「役立ちそう」とすぐに判断ができます。

一貫性がなければ、視聴者は悩みます。

悩んだ瞬間に、視聴者は考えることを辞めます。


大量にチャンネルがある中で、わざわざあなたのチャンネルに対して「本当に自分に必要か?」などと熟考することはないのです。

ですから、一瞬でも視聴者を迷わせることは致命的なのです。

視聴者を一瞬でも迷わせないために、一貫性を持たせる必要があります。


これはチャンネルページを見た時だけではありません。

動画を見た時にも同じことが言えます。


戦略設計時から何度もお伝えしているように、動画を見て一貫性があれば、視聴者は無意識に「良い」と判断をしてチャンネル登録をしてくれます。

ですから背景もチャンネルの色に沿った背景にしましょう。


もし「特にない」という方は、真っ白な背景など、余計な物が何も写っていない背景にしましょう。

何もなければ、マイナスに転ぶこともありません。


何も考えず、適当な背景にすることが最もよくありません。

動画内に映るすべての物は、理由を説明できるようにしておきましょう。

 

画角


基本的には「画面中央配置、下からアングル以外」であれば大丈夫です。

 

演者の画面中央配置が良くない理由


カメラ界では「日の丸構図」と言われて、誰でもできるから初心者っぽくみえるという理由でダメだとも言われています。


動画においては、ハウツー系などの情報発信系のチャンネルでは、画面中央に演者を配置するのはオススメしません。

※vlogなど日常を発信するような方は中央でも良いでしょう。


演者は右側に配置をすると良いです。

※仮メンタリストえるは左側に配置しましたが、当時使っていた机の形状的に左にしか配置できなかったためです。今からやるとしたら右側に配置します。


人は関心が高いものを右側に配置する傾向があります。

逆に言えば、右側に配置をすることで「興味を持っている」と勘違いをして、印象が良くなるということです。


中央配置が良くない理由は主に2つです。

  • 威圧感を感じる
  • 画像を表示するスペースがなくなる


◎威圧感を感じる


画面のど真ん中に人が居て、話し続けられると視聴者に威圧感を与えてしまいます。

実際の心理効果でも、スティンザー効果と言って、対面で正面に座るよりも斜め前に座る方が、親近感を感じやすくなります。

 

◎画像を表示するスペースがなくなる


動画で何かを伝える時には、画像などで補足をすることがあると思います。

その時に、ど真ん中に演者がいると、画像を表示するスペースがなくなります。

そのため、演者を中央に配置するのは辞めましょう。

 

◎中央でも良い場合


中央に配置しても良い場合があります。

それは重大発表をする時などです。

これは、普段と構図を変えることで視聴者により注目をしてもらうためです。


いつもと構図が違うと、視聴者はそれだけで気になって動画に注目をしてくれるようになります。

 

下からアングルが良くない理由


下からのアングルが良くない理由は、視聴者に威圧感を与えるからです。

下から撮影をすると、視聴者からすると、上から見下されているような感覚になります。


どれだけ丁寧な言葉を使っていても、視聴者からすれば上から目線に感じてしまうんです。

ですので、撮影をする時は目線と同じややや目線より上にカメラを配置しましょう。